2020年、5年ぶりの新作アルバムを世界同時発売した人気歌手、ジャスティン・ビーバー(当時25歳)。
そのビーバーのそばで踊る日本人女性がいます。
それが、マアサ・イシハラさんです。
数千人がしのぎを削ったオーディションを見事突破し、全米ツアーにも帯同したメイン・ダンサーです。
今回は、そんなアメリカン・ドリームの体現者である、マアサ・イシハラさんの経歴をご紹介します。
マアサ・イシハラさんのプロフィール
- 名前:マアサ・イシハラ(maasa ishihara)
- 本名:石原麻亜沙(いしはらまあさ)
- 年齢:34歳
- 生年月日:1988年2月9日
- 星座:みずがめ座
- 出身地:岡山県
マアサ・イシハラさんは、1988年、岡山市のマスカット農家に生まれました。
本人曰く、「肌の色や顔からハーフと思われたりもしますが、純粋な日本人ですよ(笑)」とのこと。
3姉妹の3女で、幼少期から運動神経は抜群だったとのことで、安室奈美恵さんにあこがれ、小学5年からダンスを始めたそうです。
当時は、ダンスが仕事になるという発想がなく、県立高校卒業後、地元企業の事務をしていたそうです。
しかし、思うところあって半年ほどで退社、両親の猛反対を押し切って深夜バスで上京したんですね。
本人は、当時のことを以下のように語っています。
あてもなく東京へ向かいました。バスが着いたのが早朝の新宿で、高層ビルをボケーッと眺めてました。
日々の生活は困窮を極めたが、21歳になると、今度は突如、渡米を決意します。
渡米をきっかけにダンスを再開し注目される
マアサ・イシハラさんは、米ドラマの『フルハウス』が好きで、漠然と西海岸を目指したそうです。
しかし、ロサンゼルス(LA)に着いたら『フルハウス』の舞台は、(北西へ約620キロも離れた)サンフランシスコだったことに気づいたそうです。
マアサ・イシハラさんは、「英語もできない、お金もない。本当に無知でした」と回想しています。
そして、語学学校に通いながら、ひょんなきっかけでダンスを再開します。
マアサ・イシハラさんは、「ブランクがあったので最初は全然踊れなかったんですが、とにかく純粋に楽しめた。LAはエンターテインメントの本場。ダンスが仕事になることも知りました」
と当時を振り返っています。
そして、情熱的で躍動感あるダンスが注目され、著名な振付師から声をかけられます。
「電話がかかってきてスタジオに行き、知らない曲に合わせて無我夢中で踊りました」
マアサ・イシハラさんは、その実力を高く評価され、デビューのチャンスをつかみますが、学生ビザだったため、帰国を余儀なくされました。
「ダンサーとして働くには、アーティストビザを取らないといけない。日本での実績が必要だったので」
マアサ・イシハラさんは、帰国後、あこがれの安室奈美恵さん、山下智久さん、AKB48らスターのバックダンサーを務めました。
ジャスティンビーバーに指名される
マアサ・イシハラさんは、2015年3月、再び米国の地を踏みます。
そして、女性R&Bグループ「TLC」のダンサーに選ばれ、快進撃が始まります。
2017年1月には、ジャスティン・ビーバーのオーディションに参加し、ビーバーから指名され、数千人の中から選ばれたのはマアサ・イシハラさんを含め2人だったそうです。
2020年5月、全米ツアーに参加
「決まったときは飛び跳ねました!」
2020年1月に公開された先行シングルのプロモーションビデオにも出演、ビーバーのすぐ側で存在感あふれるパフォーマンスを披露しています。
同じ道を歩もうとする後輩たちにマアサ・イシハラさんは、
「自分にしかない個性やオーラを見つけないと世界では通用しない。自分の決めた道を信じて、どんな逆境にも負けない精神と覚悟を持って努力し続ければ、必ず道は開けます。」
とエールを送っています。
今後のマアサ・イシハラさんの活躍が楽しみです。
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