【第101回】全国高校ラグビー大会の注目選手!将来の日本代表候補

スポーツ
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今年も残り僅かとなりましたが、毎年年末の時期になると、どうも気持ちがソワソワわくわくして落ち着かなくなります。

というのも、年末からお正月にかけて全国高校ラグビー大会が始まるからなんですね。

実は私も元ラガーマンでして、全国高校ラグビーでは準優勝の経験があります。

特に今回は、母校が出場するとあって、今から楽しみで気分が高揚していると言うわけなんです。

ということで、ラグビーファンのあなたに今大会の注目選手を紹介したいと思います。

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フォワードの注目選手5人

まずは、フォワードからいきましょう。

ティポアイールーテル・ラリー

  • 倉敷高校 3年
  • No.8
  • 194cm 116kg
  • 高校日本代表候補

現アイルランド代表バンディ・アキの弟でFW部門の今大会の目玉選手です。リーチのある長い腕、長いスライド、圧倒的なフィジカルを生かしたボールキャリーが最大の魅力です。フィジカルだけでなく、足もかなり速く1試合あたりのトライ数は3~5はとるほどのトライゲッターです。平均体重90~95kgクラスの強力フォワードを要するチームが集結した”最激戦区の山”でどこまでそのポテンシャルを発揮できるか注目です。

シオネ・ポルテレ

  • 目黒学院 3年
  • プロップ/フランカー
  • 184cm 105kg
  • 高校日本代表候補

フォワード平均体重97kgを誇る目黒学院の中心選手で、50mを5.9秒で走る怪物。昨年までは世界最速のプロップを目指していたものの監督の方針か、東京都予選ではフランカーで出場しました。縦に強いだけでなくキレのあるステップも持ち合わせており、力任せの突破だけでないのが特徴。1、2回戦を順調に勝ち進めば東福岡と対戦することが予想され、今大会屈指のディフェンスとのコンタクトプレーが楽しみです。

西野帆平(はんぺい)

  • 東福岡 3年
  • プロップ/フッカー
  • 175cm 107kg
  • 高校日本代表候補

お馴染み東福岡の”走れるフッカー”。体格から可愛らしい顔つき、プレースタイルまで1学年上の本田啓(東海大)に似ています。春の選抜まではプロップでしたがコンバートして花園予選はフッカーとして出場。しかし、同ポジションには同じく高校日本代表候補に選出されている赤星泰成選手(3年)もおり、ハイレベルなレギュラー争いをしています。

物部耀大朗

  • 中部大春日丘 2年
  • ロック
  • 191cm 116kg
  • 高校日本代表候補

姫野2世と言われ、姫野選手よりも恵まれた体格をもち、まだまだ成長過程にある”未完の大器”です。今年の春日丘には優秀なバックス陣がいるので、チームカラーとしてはゴリゴリのパワープレーやアグレッシブなボールキャリーはそれほど見ない反面、オフロードパスなどを使った味方を生かすプレーやアシストプレーが得意な選手です。

森山飛翔

  • 京都成章 2年
  • プロップ
  • 180cm 105kg
  • 高校日本代表候補

中学2年、3年時に2年連続で全国大会優秀選手に選ばれ、昨年は1年生ながら花園優秀選手に選ばれるなど、ラグビー界のエリートコースを着々と歩んでいるフロントローのスター選手。全国のシード校になると110kg~120kg級の重量選手が揃うプロップというポジションにおいては若干小柄ではあるものの、力強い突破とフィジカル負けしない体幹の強さが持ち味で、ハンドリングやオフロードパスなどのスキルも高いです。

バックスの注目選手5人

続いてバックスの注目選手です。

矢崎由高

  • 桐蔭学園 2年
  • フルバック
  • 180cm 79kg
  • 高校日本代表候補

高校ラグビーという枠を超えてもはや日本ラグビー界の至宝と言っても過言ではない今大会最注目の選手。現在高校生で最もトップリーガーに近い存在で爆発的なスピードと惚れ惚れするしなやかなステップとスワーブが魅力の選手。神奈川予選を観る限り去年の花園や春の選抜で見られた自らガンガン突っ込み相手守備陣を切り裂くようなプレーが減り、反面味方を生かすプレーが明らかに増えた印象。その成長過程が力任せに突破していたプレーから横パスを覚え味方のトライをサポートしていたフィフィタに似ています。

御池蓮二

  • 東海大仰星 3年
  • ウイング
  • 173cm 80kg
  • 高校日本代表候補

今夏の全国セブンス大会MVP男で仰星OB現筑波大1年の大畑選手の後継者。瞬発型というより加速型のタイプで、密集地帯から糸を通すようなコース取りで相手ディフェンスの間を駆け抜ける天性の走力スキルが魅力の今大会最速ランナー。大阪大会決勝では期待通り80mの独走トライを決めており、花園でも独走トライの場面が観られることを期待しています。

楢本幹志朗

  • 東福岡 3年
  • スタンドオフ
  • 177cm 80kg
  • 高校日本代表&U20日本代表候補

絶対王者東福岡の司令塔。相手のディフェンスに穴やスペースがあれば相手を交わしながらゲインする走力とスキルがあり、捕まっても簡単に倒れないフィジカル、更にキックを含め種類が豊富で精度の高いパスを持ち合わせるなど、総合力に長けた選手で一言で表すなら”何をするかわからない選手”。今年の東福岡の高速展開ラグビーがハマっているのも、まさに彼の選択する精度の高いパスと状況判断が秀逸だからこそです。あらゆる高いスキルの中でも個人的には”飛ばしパス”のスピードと精度は一見の価値ありと思っています。

上ノ坊駿介

  • 石見智翆館 3年
  • フルバック
  • 182cm 77kg
  • 高校日本代表候補

長身で爽やかイケメンラガーマンです。同じポジションに桐蔭の矢崎が居るため彼の陰に隠れがちですが、ランニング、ディフェンス、パススキル、キックなどの総合力が高い万能型の選手。チームではプレースキッカーを務め、時にはゲームメイキングもこなし、最後尾からチームを束ねる智翆館の心臓ともいえる選手。ロングキッカーでありディフェンス力も兼ね備え、最後尾でどっしりと構えている姿は、なんとなく明治の雲山選手に似ています。

海老沢琥珀

  • 報徳学園 2年
  • ウイング
  • 170cm 75kg

上記4人と違い唯一今年の高校日本代表候補に選ばれておらず、まだ全国的にそれほど名が通っていない選手。しかし、花園予選決勝の関西学院戦では、わずか10分でハットトリックを達成した隠れた逸材です。はるばる東京の千歳中学からラグビー留学で名門・報徳学園の門を叩き同校伝統の”ランニングラグビー”を体現する一人です。最大の魅力と特徴は何と言ってもキレッキレのステップでボールが渡るとワクワクする選手です。

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全出場選手の悔いのないプレーと母校の活躍に期待

ここまで注目選手を見てきましたが、そうそうたるメンバーですよね。まず僕らの時代と身体のサイズが違い過ぎます。

僕らの時代とは、40年近く前になります。そんな昔と比較してもねーって感じですね。

東京都予選の試合を観ましたが、身体のサイズだけでなく、プレーのスキルもかなりレベルアップしています。

パス、キック、ステップすべてにおいて高校生レベルを超えているなあと思いました。そして、一番驚いたのがゲームプランですね。

フォワードとバックスが地域や状況に応じて、やるべきプランというものが意思統一されているのが衝撃でした。

僕らの時は、戦略のような立派なものは無く、従ってトライを獲るまでの型もなかったので、とにかくひたすらフォローしてパスを繋いで人数で勝つというものでした。

まあ、それも戦略と言えばそうなんですけど。

それはさておき、今回出場される全ての選手が悔いの残らないプレーが出来るよう祈っています。

それから、何といっても母校の活躍に期待したいですね。

もう、優勝から何十年も遠ざかっていますので。

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